看護師の仕事
看護師の仕事
看護師の資格を取ろうとおもったきっかけは、病院でヘルパーの仕事をしているときに一緒に仕事していたひとから勧められたことや、看護師さんの仕事を見て自分も資格を取って働きたいと思ったことがきっかけでした。
勉強があまり得意ではなかったので、病院で働きながら、看護学校にいっての勉強はかなりハードだったことを覚えています。
しかし、看護学校での勉強は看護師になってからもすごく役立っていますし、そこで先生や先輩たちからならったことがどれだけ大事なことを習ったのかということ、実際に仕事をするうえでわかったように思います。
私は整形外科で働いていたので、手術などの患者さんを担当することもありました。
患者さま自身のケアも大事ですが、ご家族もみなさん不安をかかえておられるので、話す時間はとるようにし、分かりやすく説明できるように心がけていました。
笑顔で声かけするよう心がけていました。
診察の補助や医師の補助はもちろん看護師の仕事ですが、それ以外の患者さまの心のケアをすること、気持ちに寄り添うことが大事だと先輩から習いました。
自分自身もそのことには、一番気をつけて行ってきたと思います。
看護学校で一緒だった人は、小児科で仕事をしていたので、大人の患者さまとはまた違います。
白衣を見ると泣いてしまう子や、固まってしまう子、いろんな子がいると言っていました。
お母さんも子供が泣いていたり、怯えているとパニックになられるかたもいるので、より一層話しをしたり、安心してもらえる声かけが必要になってきます。
看護師の仕事の変化
看護師の仕事って昔は患者様のお世話をすることというのがメインでした。
しかし最近はヘルパー制度もあり、昔ほどの仕事はなくなりました。
最近は大学卒業の方も多いからか、また看護師の地位向上のためなのか仕事内容に変化がみられてきました。
昔からのナイチンゲールの精神にのっとって仕事をするのは当たり前なのですが、より頭を使って行う看護行為が増えてきました。
医者と同等に仕事をしなくてはいけないため、勉強が必須となっています。
管理の仕事や指導の仕事などがすごく多くなったように思います。
ただ何も考えずに体を拭いたり、食事を食べさせたりというのは最近はありません。
シーツ交換でさえも業者の方が行うようになってきました。
看護学生は「看護師は何をする人?」と疑問を抱く人もいるくらいです。
頭を使い指導を行い、患者さんが健康でいられるようにすること、また入院患者さんを早期に退院させることがすごく大切になってきています。
偏差値40代で看護師になれた時代はもう終わりかもしれませんね。どんど根拠をもって計画を練り、実践し、評価していく。患者さんを健康であれるように指導をしていく看護師がたくさん増えていくように思います。
業務で言うと採血は検査技師が行いますよね。病棟では看護師が行いますが、検査の移送も、シーツ交換も、助手さんがします。
どんどん看護師の仕事はシフトされ本当の看護師の仕事は何なのか?とじっくり考えさせてもらえる時代に突入しているといっていいのでしょうね。
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