看護師にとっての怖いこと
看護師にとっての怖いこと
看護師の仕事をしていくと、周りの方から「高収入」「献身的な性格」など、どこかキラキラとしたイメージを想像される事が少なくありません。あくまでもイメージのため、実際には人によると言いたいところです。
その中で、個人的に意外だと思った質問の1つに「心霊体験はありますか」というものがあります。
映画や漫画の世界ではホラーな舞台として病院を使われることがあります。
実際にはどうなのか、気になる方もいらっしゃるようでした。
あくまでも個人の体験談として、実は意外にも周りには心霊的な体験をした、という看護師も少なくありません。
特に耳にすることが多いのが、夜勤の時間帯です。
『見回りで歩いていると後ろから声がした、でも振り返ると誰もいない。』
『誰も入院していない部屋からナースコールの反応があった』
『関係者しか入れない部屋に何度も目撃される人の影』
などなど、ベタな話が実際の現場でもよく聞かれたりします。
働き始めたばかりの頃は一つ一つに恐怖心をもつこともありましたが、仕事をしていくうちに恐怖心にも慣れるようになってきました。
何より実際の現場では、患者様の急変や転倒・転落による事故の方がはるかに多く、怖いからです。
また寝不足や忙しさによるストレスが高まった時には、喜怒哀楽の感情をもてるほどの余裕はありません。
心霊体験に身構えるよりも、入院されている患者様の危険を予測・対策・管理するリスクマネジメントの能力こそ看護師に求められる心がまえだと思います。
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